見事な字体で被葬者の人生 

中国で初めて見つかった遣唐使の墓誌=


 中国・西安で初めて見つかった遣唐使墓誌には見事な字体で、被葬者の人生が刻まれていた。

 墓誌は西北大学が発見したもので、出だしに「公姓井字真成」とあり、「井真成」という遣唐使の中国名がはっきりと読みとれる。また、その下には「国号日本」と明記され、日本という文字を使った最古の実物資料になった。また、この人物が官僚として登用されながら、36歳の若さで亡くなったこと、時の玄宗皇帝がその死を惜しんだことがわかる。

 井真成は8世紀前半、阿倍仲麻呂らとともに唐に渡った人物と見られ、中国で没した。その墓誌は当時の日中交流の重要な史料として注目されている。 (10/12 17:27)

ヴァンパイヤー戦争 この挿絵だけはちょっと

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