パリ支局 AFP通信

 フランスの哲学者ジャック・デリダ氏がパリ市内の病院で8日夜、がんのため死亡した。74歳。

 フランスの植民地だったアルジェリアに生まれ、1956年、エコール・ノルマルの哲学史助教授に就任。プラトン以来の西欧哲学を引き継ぐロゴス中心主義を批判。一般にポスト構造主義の代表的哲学者と目され、脱構築、散種、グラマトロジー差延等の概念を生み出した。フッサール現象学から出発し(修士論文は『フッサール現象学における発生の問題』)、フッサールの『幾何学の起源』に長大な序文をつけ注目を集める。ニーチェハイデッガーを批判的に発展させたほか、サールとの論争やハーバーマス、ガダマーとの論争でも知られている。ハーバーマスとは9.11テロ後共闘。脱構築は哲学だけにとどまらず、文学理論、法哲学等に影響を与えている。

 代表作に「エクリチュールと差異」、「グラマトロジーについて」、「法の力」などがある。

(読売新聞) - 10月10日0時0分更新


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