バーミヤンで発見
独立行政法人「文化財研究所」は7日、先月行ったアフガニスタンのバーミヤン遺跡の調査で、ゾロアスター教徒のものとみられる古い墓地を発見したと発表した。
三蔵法師として知られる玄奘(げんじょう)が7世紀に記した「大唐西域記」には、太陽神を中心にすえたゾロアスター教がバーミヤンで信仰されていたと記されており、文化財研では「今後の調査でゾロアスター教徒のものと最終的に確認されれば、記述が裏付けられることになる」としている。
調査では、タリバンに破壊された東大仏の東方の山の斜面で、数十の古い墓地を初めて確認。そのうち東大仏から約1キロ東に離れたザルギャラーン地区の墓地は、盗掘されていたものの、聞き取り調査の結果、人骨一式がつぼに納められていたことがわかった。埋葬形態からゾロアスター教徒の墓と推定されるという。(読売新聞)
筋少の最期
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