財政危機の米大学、A・ウォーホールなどの所蔵作品売却へ music

ポップアートの受難。

http://www.excite.co.jp/News/odd/E1233114563364.html

『[ボストン 27日 ロイター] 米マサチューセッツ州にある大学が、景気後退の影響による財政危機に対応するため、約3億5000万ドル(約312億円)に上る所蔵美術品の売却を計画している。
ブランダイス大学の理事会は26日、構内に併設するローズ美術館を夏いっぱいで閉鎖し、ポップアートで知られる米国の芸術家アンディ・ウォーホールユダヤ系画家ロイ・リキテンスタインの絵画など、所蔵する全6000点の作品を売却することを採択した。景気後退で寄付金が減少していることを受けての措置だという。
同美術館は、1960年代から70年代の米国美術の収集で世界的にも知られている2007年に発表された同美術館の所蔵品評価額は3億5000万ドルだった。
株式市場の低迷は数カ月にわたり各大学の財政状況にも影響を及ぼしたが、特に昨年後半は状況悪化が加速。Commonfund Instituteによると、平均的な大学への寄付金は11月までの5カ月間で23%も減少したという』