新紙幣早くも人気 

 20年ぶりに1万円札(福沢諭吉)、5000円札(樋口一葉)、1000円札(野口英世)の3種類の新紙幣が登場した1日、金融機関の窓口や現金自動出入機(ATM)から、一般の人々の手に真新しいお札が渡った。開店前から行列ができ、1人あたりの両替枚数を制限する金融機関の店舗もあるなどの人気ぶり。印刷開始が遅れ、約2億枚しか準備できなかった5000円札は初日から「品切れ」となった店もあった。

 この日、日本銀行は全国33の本支店で、用意した約50億枚(約28.3兆円)のうち約4.2億枚(約2.3兆円)を金融機関に渡し、1日の引き渡し枚数・金額ともに過去最高を記録した。今週は新紙幣だけを渡すが、来週以降は旧紙幣を2割程度交ぜる方針だ。

 福井俊彦日銀総裁は午前5時50分から、本店(東京都中央区)での発行開始式で「一刻も早く確実に新しい銀行券(紙幣)が届くよう頑張りましょう」と職員に呼びかけた。その後、透明なビニールに包装された紙幣の束が現金輸送車に続々と積み込まれた。小泉首相も現職首相として18年ぶりに日銀を訪れて視察し、第1号券のホログラム部分に、「これが(偽造するのが)難しいんだな」と述べた。

 新紙幣発行による経済効果について、財務省自動販売機やATMの更新だけで3000億〜7000億円の需要が生じると試算する。細田官房長官はこの日の記者会見で「(更新が)かなりの数にのぼることは事実だが、予断を持って『何千億の効果があるだろう』と言うのはあまり適当ではない」と話した。 (11/01 21:38)


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残念。またもや空バカランクダウン

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