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 ジャズファンから「ドラムの神様」と呼ばれ、人気を博した米国のジャズドラム奏者エルビン・ジョーンズ氏が18日、心臓病のためニュージャージー州の病院で死去した。76歳。AP通信が報じた。
 ミシガン州出身。1960年代にジョン・コルトレーンのカルテットに加わり、うねるような独特の奏法を編み出した。
 親日家でたびたび来日。妻のケイコ・ジョーンズさんは長崎県出身で、88年から半年間長崎市にも在住した。来日公演も数多く、広島と長崎ではチャリティーコンサートを開き、収益を被爆者に贈るなどした。(共同)


 また、方言の研究や国語辞典の編さんで知られる国語学者金田一春彦(きんだいち・はるひこ)氏が19日午前11時10分、くも膜下出血のため甲府市の病院で死去した。91歳。東京都出身。自宅は東京都杉並区松庵2ノ8ノ25。葬儀・告別式は22日午後零時半から東京都港区南青山2ノ33ノ20、青山葬儀所で。喪主は妻珠江(たまえ)さん。
 言語学者金田一京助氏の長男として生まれる。東大卒。東京外語大教授、上智大教授などを務めた。方言やアクセント研究の第一人者で、「明解古語辞典」など多くの辞典の編さんに当たった。
 1982年、芸術選奨文部大臣賞、97年文化功労者。「日本語セミナー」「日本語方言の研究」など多数の著書がある。テレビ番組にも出演、軽妙な語り口で親しまれた。


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