法改正の動きに音楽評論家ら


 著作権法改正による輸入CD規制に反対する音楽メディア関係者の代表は13日、東京都内で記者会見し、国会で審議中の改正案に反対する声明を発表した。声明の賛同者は音楽評論家、音楽雑誌編集者、坂本龍一さんやあがた森魚さんを始めとするミュージシャンら約600人。

 出席した音楽評論家の高橋健太郎さんらは、改正案は、アジアから還流する邦楽CDだけでなく洋楽CDの海外盤も規制の対象に含み、規制されれば日本の音楽ファン=消費者に多大な不利益を与え、音楽文化や音楽産業を衰退させると訴えた。

 法案はすでに参院を通過している。今月下旬とみられる衆院での審議入りを前に、有志は文化庁日本レコード協会に意見書を提出し、法案見直しを呼びかけるという。 一方、文化庁は「規制の適用には厳格な要件を課しており、あくまでも目的はアジアからの還流阻止」としている。


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