2004-08-03から1日間の記事一覧

<阿倍仲麻呂と安南都護府〉

阿倍仲麻呂は7世紀末か8世紀初めに生まれ、遣唐使の一員として唐に留学。科挙に合格し、玄宗の信頼を得て高官になった。日本に帰ることを望みながら長安で没した。帰国をめざしたものの遭難した船旅に出発した際に「天の原 ふりさけみれば 春日なる みかさ…

唐の安南都護府も?

ハノイの新国会議事堂建設予定地で見つかった遺跡が、7世紀ごろから19世紀までの王城の跡を重層的に残す壮大なものであることが明らかになってきた。最も古い遺構は中国支配時代のもので、遣唐使から唐の官僚になった阿倍仲麻呂が長官を務めた安南都護府…