不定期連載『続・メロン牧場』ちょっといい話 「恨み念法ドクター・ポン」 book

• 2005年7月号（下巻P29-31）

（西井の聞き間違いがひどいという話に関連して）

瀧「ドクター・ポンの話したっけ？」
卓球「これは聞かなきゃだよ（笑）」
●（インタビュアー山崎）なになになに？
瀧「なんかね、リリー・フランキーさんの『おでんくん』っていうアニメがNHK教育で始まったのよ。で、俺がその声をやってるのね、登場人物のジャガーっていうじゃがいものキャラクターの声をやってて、で、こいつが『あ、瀧さんまた来週おでんくんのアフレコがあるんですけど、その時に曲をなんかやるらしくて』って」
卓球「劇中歌」
瀧「『劇中歌みたいなのをやるらしくて、アーティストの人が、プロデューサーかなんかで来るらしいんですけど、ヒップホップの人らしいですよ』『え、名前なんていうの？』『えーと、確か、ドクター、ドクター……ドクター・ポンみたいな名前です』っつって。で、横にこいつ（卓球）がいて」
卓球「スチャもいたんだよ」
瀧「で、こいつがスチャに『ドクター・ポンって知ってる？』っつったら、『知らないけど、ほんとにドクター・ポンなの？』『そうです、あ、えーと、ドクターは絶対に合ってます』っつって」
卓球「『ドクター・ドレーとかからとってるはずだから、ちょっと古いよね』ってスチャも言ってたの。でもドクターって最近いないよねっつってたの」
瀧「でもこいつは『ドクター・ポンだと思いますよ』って言い張ってて、『じゃあちょっと電話で聞いてきます』っつって」
卓球「ミッチー*1に聞きに行ってたんだよ、こいつは」
瀧「で、『聞いてきました』っつって、『なんて名前だったの？』」
卓球「『タイチ・マスターでした』（笑）」
一同「（爆笑）」
瀧「みんな『え〜っ！？』（笑）」
卓球「ドクター・ポンとタイチ・マスターって（笑）……（以後卓球による推理。略）」
瀧「ドクター・ポン（笑）」
卓球「で、その後日談があって、その話をミッチーがTASAKAに話したら、TASAKAがタイチ・マスターよく知ってるから、それ聞いて腹抱えて笑って、ウンコもらして、TASAKA（笑）」
●ははははははは！
卓球「最終的にこいつの勘違いがその場にいない人のクソをもらさせるっていう（笑）。すごい破壊力じゃん、それ」
瀧「なあ（笑）」
卓球「恨み念法ドクター・ポンだもん。ドーンッ、そこにいないTASAKAがブリ〜ッ（笑）」
●すごいわ。
瀧「すごいよ、その連鎖は（笑）」
卓球「一番の被害者だよな、TASAKA。俺も自分の言ったことでそこにいない人のクソをもらさせたことなんてないもんな」
瀧「俺もないもんな。しかもクソをもらしたTASAKAが新しいトランクスを買うだろうからさ、繊維業界も儲かってるんだよ。ドクター・ポンで繊維業界が活気づいちゃって（笑）。こいつ、一緒に車に乗ってる時とかも、ガソリン・スタンドで『え、ギロチンですか？』みたいなことも言うからね。『お前今その話の流れで、俺がギロチンって言うのおかしいだろ？　ガソリンがないとか便所行きたいって話してて、俺がギロチンって言うわけないじゃん！』って思うんだけど、『え、ギロチンですか？』『ええ〜！？』（笑）。そんなのばっかりだよ」

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*1:電気のマネージャー道下