出雲大社ニュース2つ culture

  • ニュースその1

島根県出雲市出雲大社で20日夜、国宝の本殿にまつるご神体・大国主命(おおくにぬしのみこと)を仮の住まいに移す神事「仮殿遷座祭(かりでんせんざさい)」が59年ぶりに営まれた』

http://www.asahi.com/culture/update/0420/OSK200804200055.html

『改修が終わった本殿にご神体を再び移す「本殿遷座祭」は13年5月を予定している。改修は本殿屋根の60万枚の檜皮(ひわだ)のふき替えが中心で、総事業費は約80億円の見込み』

  • ニュースその2

出雲大社(千家尊祐宮司出雲市大社町)の仮殿遷座祭(四月二十日)に合わせ、本殿の特別拝観が二十一日から始まる。本殿の天井にある「八雲之図」が、昭和の遷宮以来、約六十年ぶりに公開される。「八雲」とされながら七つの雲が描かれ、多くの謎に包まれている同図をめぐり、注目が高まっている』

http://www.shimanenichinichi.co.jp/kiji/show/2696

『同図は、現在の本殿が造営された延享元年(一七四四年)に完成しており、当時の絵師・竹内随流斉甫記によって描かれた。本殿天井に、赤や青、黄、紫などの色とりどりの雲が七つ描かれている。
なぜ「八雲」なのに七つの雲が描かれているのかという理由は明らかになっておらず、神魂神社松江市)の天井の雲が九つあることから、中には、「一つの雲が神魂神社へ飛んでいったのでは」と話す人もいるという。
また、よく見ると、一つだけ向きが異なっている雲もあり、そのいわれも判然としていない。
一番大きな雲は「心の雲」とされ、一カ所だけ黒い部分があり、ダルマの目入れのように一番最後に墨を入れる際に、天下泰平など祈る「心入れ」が行われたと伝えられている』