Nirvana、米議会図書館の重要保存録音物に

 米レコーディング物保存委員会が選出した“重要保存録音物のリスト”にニルヴァーナビーチ・ボーイズ、オールマン・ブラザーズらの作品が挙げられた。これらは役員20人で構成される同委員会が、昨年1年間で歴代の50作品を選定したもの。今年4月5日に米国議会図書館が発表した。

 保存リストに選ばれるには“文化と歴史、芸術的に重要”な米国の収録物で、“発表から10年以上”を経ていることが条件。リストは毎年追加・更新される。ニルヴァーナの作品では代表作『Nevermind』('91年)が選出された。名曲「Smells Like Teen Spirit」を収録した同アルバムは、ビルボード・アルバム・チャート1位を獲得。1000万枚以上を売り上げた。

 また、ビーチ・ボーイズの『Pet Sounds』('65年)、オールマン・ブラザーズ・バンドのライヴ盤『The Allman Brothers Band at Fillmore East』('71年)、『Star Wars』のサウンドトラックが選ばれている。ほかにはパブリック・エネミージョン・コルトレーンらの作品もエントリーした。

 リストの中には、リンドバーグの大西洋横断飛行やニール・アームストロングによる人類初の月面着陸を伝える放送といった収録物も挙げられている。

 関連ニュースでは、先週カート・コバーンの11周忌を迎えたワシントン州アバディーンの街に、ニルヴァーナのヒット・ソング「Come As You Are」の標識が建つことが決まった。

↓元ネタ

http://www.barks.jp/news/?id=1000006896&m=all