ロバート・フリップ&ブライアン・イーノの30年ぶりの新作、一般発売

 アンビエント・ミュージックを世に広めたブライアン・イーノキング・クリムゾンの頭脳ロバート・フリップによるコラボレーション・ユニット、フリップ&イーノ。そのユニットのオリジナル・アルバムとしては30年ぶりとなるニュー・アルバム『THE EQUATORIAL STARS』がいよいよ一般流通でもリリースされる。

 本作は鏡張りの部屋に平然と座る二人を写したジャケット・アートワークが美しい73年作『ノー・プッシィフッティング(No Pussyfooting)』と75年作『イヴニング・スター(Evening Star)』に続く3rdアルバム。94年には、その2枚のアルバムに未発表曲を加えた『エッセンシャル・フリップ&イーノ』が発表されたことがあるものの、新作のみで構成されたアルバムとしては約30年ぶり。今回も現代音楽の領域に踏み込んだその作風は、30年という年月を感じさせない出来となっているらしい。

 すでに昨年夏にはブライアン・イーノの“Enoshop”とキング・クリムゾンの“DGM”にて先行販売されていたが、ついに一般流通でのリリースも決定。発売日はUKにて3月28日予定。