音楽ソフト生産額、6年連続の減 


 日本レコード協会は04年のCDなど音楽ソフトの生産額推計値をまとめた。音楽ソフト全体は前年比5%減の4341億円。前年割れは6年連続。売り上げが100万枚を超えるミリオンセラーはシングル、アルバム合わせて11枚となり、全盛期だった98年(48枚)の4分の1未満に落ち込んだ。

 音楽ソフトにはCDシングルやアルバム、カセットテープなどの「オーディオレコード」のほか、ライブ映像などを収めたDVDなど音楽関連ビデオも含まれる。

 オーディオレコードの生産額は前年比5%減の3788億円の見通しで、ピークだった98年と比べると38%も減った計算となる。ヒット作が少なかったことに加え、ネット経由の音楽配信の広がりなどでCD離れが進んだことが原因とみられる。

 一方、音楽関連のDVDは前年比5%増の532億円となり、音楽ソフト全体の12%を占める存在に成長した。

 大手レコード会社幹部は「携帯電話やインターネットの普及で若者の時間の使い方が多様化し、音楽にかける時間やお金が減っている」と危機感を募らせている。

asahi.com 文化芸能(01/04 18:57)


ティンスターレコード様、こんなご時世ですがどうか一つ

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